とーーてもうれしかったこと。

私の生活の中で、楽しいこととは、よくある。

ひとつは、レッスン中に、生徒さんといろんな話をすること。

たとえば、スイスへ出張に行った生徒さんと、こんな話をすること。

Jean 「Tell me some good points of Switzerland.」
(スイスのいいとこ、教えてください。)

Stig 「Well, Swiss food is really good.」
(そうですねー、食べ物がおいしいですよ。)

Jean 「Tell me more about it, please.」
(なになに、もっと教えてください、その情報。)

Stig 「 Do you know cheese fondu?」
(チーズフォンデュって知ってますか?」

Jean 「Yes, of course.」
(はい、もちろん。)

Stig 「They have meat fondu.」
(スイスには、ミートフォンデュっていうのがあるんですよ。)

Jean 「Wow!, what is it??」
(えー!なにそれ??)

とかいう会話。

生徒さんと英語で、いろんな会話をするのは、いつもとても楽しく感じる。

また、チアをしているとき。

チア、またはダンスをしているときは、理由なしで、楽しいのである。
本日も、7時から8時まで、ダンスレッスンに行った。
日曜日に通っているDouble Twistersの子たちは、とても意識が高いので、ダンスを教えると、ビデオに撮り、自主練習をしてきて、次の練習までに確実に上手になってくる。

そんな意識の高い人たちに、ダンスでも英語でもなんでも、教えるということは、とても幸せなことだ。

そういうことで、英会話レッスンも、チアダンスレッスンも、私の日常の中のひとつなので、楽しいことは多いのであるが、うれしいという感情とは、また別ものである。

先日、とてもうれしいことがあった。

JECに来ている小学6年生の男の子の話。

その子は、とてもいい子で、頭もいいし、小さいこの面倒も見てくれて、JECこどもコースの中で、とても頼もしい存在なのである。

頭はいいのであるが、あまり勉強は好きでない。
小学生の男の子に、よくあるタイプ。

英会話のレッスンというのは、英語耳ができてる彼にとっては、勉強という感覚よりは、英語を使って、いろんなことをする、というような感覚に近いんだろうと思う。

レッスン中は、すべて英語で何もかもすませるのだが、知ってる単語だろうが、知らない単語だろうが、その場の状況に応じて、対応していく、という力をもっているのが子どもたち。

そういう彼なので、レッスン中も、英語しか話さない講師陣に対しても、とってもふつーの対応ができる。彼にとっては、英語で話しかけられるということは、日常生活の一部なのだ。

だが、そんな彼も、英検に、苦戦していた。
小学6年生が、中学校2年生レベルのテストを受けるということになると、単語も、文法も、結構難しいものがでてくる。

英検前には、プライベートレッスンを受けてまで、がんばっていた。

レッスン中も、文法になると、とたんにやる気をなくし、しきりに

「Quiz, please!」

と、リスニングばかりやりたがる。

そんな中、それだけでは英検受かるほど甘くはなく、文法、長文、単語、など、彼なりにがんばった。

そして、先日。

「やったーーー!受かったーーーーーー!!」

と、英検4級の合格通知をもらい、レッスンを見に来たお母さんと一緒に満天の笑顔。

このときの私の気持ちが、うれしいという感覚なんだと思う。

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