おばんです。
Jeanです。
今夜のあなたへの英会話レッスンは、今日受けた医学の講義で、先生のことをこう思ったな。
He was arrogant.
どんな人だったんでしょうか。
そうそう、ちょっといばりん坊っていうかね、ちょっと横柄っていうかね、
そういう感じの人だなぁ、と、初めは思っていた。
けども、ベトナムからの留学生がいると知って、彼にもわかるように英語での説明を加えたのは今までその先生だけだし、
私にも質問してきて
「君は、何の研究してるの? ほう、PACAPね。学習記憶か。なるほど。
そう、結果が今のところうまく出てなくても、別のアプローチもある。
研究の結果を、簡単に結論づけないほうがいい。
後一歩のところで、世紀の大発見があるかもしれないからね。」
話を聞けば聞くほど、その先生の話はだんだん面白くなってきた。
その講義は「脳科学」というやつで、私が研究している分野そのものです。
が、相変わらず難しくてね。
半年後に、プレゼンもしないといけないらしく、自力で単位獲得はほぼ無理なのであり。
もつべきものは優秀なクラスメイトなのだが、2年で受けているのはあたしだけで、ほかの人は全員多分1年生で、しかも全員男。
しかし、早めにちょっと仲良くなっておかないと、テスト前になって、いきなり話しかけるといやらしいからね
今日講義が終わった後、勇気をもって、ちょっと話しかけてみた。
私「あのー、この講義って、テストあるんでしたっけ。」
優秀そうなクラスメイト男「いや、プレゼンって言ってましたよね。」
私「プレゼンかぁ。まぁ、テストよりはいいですかね。」
優秀そうなクラスメイト男「いや、この講義、もしテストだったら、やばいっすよね。」
私「やばすぎですね。というか、脳科学の話、難しすぎませんか?」
優秀そうなクラスメイト男「いやー、先生たち、個性強すぎですね。」
次は連絡先をゲットすることを目標にしよう。
前も、別のクラスメートに
「うわー、いやらしいなぁ、単位だけのために、友達になろうとするの、やめてくださいよ。」
と言われたが、なんと言われてもいい。
単位のためだけでは決してありません。
だけども、テスト時はよろしくお願いいたします。
という気持ちね。
しかし、研究者ってどうしてあんなに個性の強い人が多いんでしょう。
見た目は御茶ノ水博士みたいな感じで、日本語なのに言ってることが30%くらいしかわからない。
ちなみに、御茶ノ水博士って、鉄腕アトムを作った人ね。
この人ね。
研究者が個性が強いのではなくて、個性が強い人が研究者として残っていくのかもしれない。
そう意味では、私はかなり一般的なタイプだから、研究者にはならないんだろうな。
マウスよりも、細胞よりも、世紀の大発見よりも、今のところ英語のレッスンのほうが好き。
おやすみなさい。