企業で英語を教えるようになって早6年ほどであると思う。
英会話と、TOEICを教えている。
TOEIC(トーイック)とはTest of English for International Communicationの略称で、英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストである。
http://www.toeic.or.jp/
興味深い新聞記事を見つけたので、ご紹介。
タイトル 「英語力 入社後こそ必要」
いくら英語が得意でも、企業にとって採用の決め手にはなりません。
とはいえ、ビジネスの現場では、経済のグローバル化を背景に、英語力の必要性は確実に増しています。
英会話学校 〇ルリッツ 講師中川さんによると、昨年春ごろから、研修目的の企業や会社員個人による申し込みが急増しているそう。
「従来は、電機、製薬などに拠点をもつメーカーがほとんどでしたが、楽天やユニクロが英語の社内公用語化を決めたことに感化されたのか、ITや小売などのサービス業の利用が増えています。」
受講理由は
「海外赴任が決まった」
「国内勤務だが業務上必要」
(JECにもこのタイプの人が多い)
「当面は英語は必要ないが、どう考えても今後は必要になる」
(この手の人も多い)
英語力を昇進昇格や海外赴任の条件にしている企業は少なくありません。
その大半が指標として活用しているのは、「TOEIC」です。
国際的な仕事に必要な英語によるコミュニケーション能力を測るために開発されたもので、テストは世界約120カ国で実施されています。
昨年度は国内で最高の178万人が受験しました。
企業などのだ引退の利用数は2100で、これも過去最高でした。
英語ができれば活躍のチャンスは広がります。
同協会では
「TOEICの得点向上だけを目指すのではなく、生の英語に触れて欲しい」
と話しています。
Jean「同感です。」
さて、実際に、TOEICは仕事に役にたつのか?
Jean先生のベストアンサー 「たちます。」
私は、国内、国外で、かなりの種類の英語のテストを受けてきているが、私は、一番、実用的なテストだと感じている。
使われている内容は、日常会話とビジネス会話が主で、実際に海外にいると目にするような広告、アナウンス、お知らせ、会議、打ち合わせ、など。
日本である英語のテストとは、かなり内容も受け方も違うので、初めはとまどうが、これが今の世界標準である。
本日、JECに来ている、大学院生のマンツーマンのレッスンでも、少しTOEICをやったが、大学生たちこそTOEICをやるべきだと思う。
何を始めるにも遅いことはないが、語学というものは、若ければ若いほど、吸収はいいし、私も
「Hey, we did this in the last lesson!!」
と学生には、厳しく言えるのもまたいい。
英語って、実は難しくない。
だって、言葉だから。
日本語を話すのが日本人には難しくないように、ある天才だけができる、というものではないのだ。
日本はまだまだ英語教育が発展していないので、英語をマスターするのが難しい環境にあるが、映画でもいい、音楽でもいい、レッスンでもいい、旅行でもいい、JECでもいい(笑)、自分の心地いい環境をさがして、英語に触れている時間を多くする、というのが、一番自然に、一番てっとり早く、英語力を伸ばす方法である。