おばんです。
日本のみなさんの英語力を勝手に応援する、英会話講師のJeanです。
さて、本日の英語クイズは、シンプルに。
夢を叶える
英語でなんという??
make your dreams come true
ですね。
日本には、この人たちがいるので、誰でも知っている表現。
はいはい、さてさて。
先日行った、小学校の半成人式にて、小学4年生への10分のお話。
「夢をかなえるために」をテーマに、話をするというタスク。
話をもらって約1カ月。何をどう話そうか、頭の中にぼんやりとずっとあった案件。
いろいろ考えたが、結局、これまでの自分の生きてきた道を、小学生向けに簡単に説明することにした。
みなさん、夢はありますか?
小学生のみなさん「はーーーーーい!!」
ほぼ全員が手を挙げてくれた。
すごいですね、みなさん。
もう夢があるんですね。
私はみなさんと同じ小学生4年生のときは、特に夢はありませんでした。
好きなことは、友達と遊ぶことと、ダンス、得意なことは何かを教えること、でも、将来何をしたいか、よくわかりませんでした。
中学校に入り、英語が好きになったので、無料でいろいろな国に行けそう、という簡単な理由で、もった夢はフライトアテンダント。
しかし、背が思ったより伸びなかったため、私の初めての夢を叶えることはできませんでした。
英語が好きだったので、高校は英語科に進学。宿題がとてもたくさんあり、今思うとよく勉強したなぁと思いますが、カナダ人の先生がすごく怖くて、英会話のクラスは好きじゃなかったし、英会話は苦手でした。
大学時代、カナダに留学してから、急に英語力が上がり、海外経験も少し加わり、自信もつきました。教えることが得意だったので、そこで、英語に先生になろうと思いました。
初めての仕事は、中学校の英語の先生。とても楽しく、とても忙しく、とても充実していました。しかし、私はもっとたくさんの人に、もっと生きた英語を教えたいと思いました。
次についた仕事は、英会話スクールの講師。大人の人に英語を教えるのは初めは少し難しいこともありましたが、ここで私はとても英語力と教える力がつきました。
そんなある日、生徒さんの一人が、「私、世界一周旅行に行ってきます」と言ったのです!私は、「いいなぁ、私も行きたい!」と思いました。それから半年後、仕事を辞めて、私も世界一周旅行に出かけたのです。そのときの様子を少し紹介します。
こんな船で、3か月の旅に出発しました。
これは、アフリカのケニアで見た野生の象さんです。
セイシェルという南の島で出会った人たちです。
これはイースター島のモアイ像ですね。チリという国は日本のほぼ裏側にあり、とても遠いところです。
フィリピンでは、耳の聞こえない子どもたちの学校に行きました。
ナミビアで出会った子どもたちです。
南アフリカで、とても貧しい子どもたちが通う学校に行ったとき、ダンスをしながら歌を歌ってくれたのをよく覚えています。
私はこの旅を通して、二つのことを思いました。
1つ目は、「世界にはなんて貧しい人たちがいるんだろう。」
2つ目は、「日本はなんて豊かな国なんだろう」
そこで、ひとつの夢ができました。
それは、世界の恵まれない国に、学校を立てるお手伝いをしたいということです。
それからおよそ5年後、周りの人たちと協力して、カンボジアの学校に文房具や服を届け、図書館を建てるお金を寄付しました。この活動は、少しずつですが、続けていきたいと思っています。
さて、世界一周の旅から帰ってきた私は、自分の英会話スクールを立ち上げました。31歳のときでした。今の仕事は、そこで英語を教えることです。
また、自分の会社ですので、会社の経営という仕事もしています。経営の仕事は初めてなので難しいですが、勉強をしながらがんばっています。
また6年前に、新しいチャレンジを始めました。大学院で記憶の研究をするということです。今、博士課程の4年生になりました。これから、この研究を自分たちの英語のレッスンに活かし、たくさんの方にもっといい英語のレッスンができるようにしたいと思っています。
さて、ここで、考えたいことがあります。
夢を叶えるためには、何が大事なんでしょうか。私なりに考えてみました。
それは、自分が好きなことや得意なことを見つけ、それを続けること。
目安は10年です。10年続けると、ある程度の力になると言われています。
もし、好きなことや得意なことが特にない、という人は、楽しくてわくわくすることをたくさん経験してください。
私は、ニュージーランドでスカイダイビングをしたり、フィリピンでじんべいサメと泳いだり、アフリカで芋虫を食べたり、と、たくさんの経験をしてきました。
それでは、夢がかなった後は、どうなるんでしょうか。
もう夢が叶った、あぁこれでもう幸せになれる。と思うんでしょうか。
そんなことはないんですね。
夢が叶うと、その瞬間とても嬉しくて、よっしゃ!と思うんですが、それは一瞬なんですね。
その後は、すぐに次に夢が生まれます。
そうやって夢は、次から次へとつながっていき、膨らんでいくんですね。
みなさんの夢が叶い、つながり、どんどん大きくなっていくことを願っています。
今日はこの辺で。
Jean
鹿児島の英会話スクール 英会話のJEC
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