おばんです。
日本のみなさんの英語力を勝手に応援する英会話講師のJeanです。
今夜のあなたへの英語レッスンは、先日見学したビジネスレッスンより。
「Mary Andersonを解雇することを決定しました。」
英語でなんといえばいい?
「Mary Andersonを解雇することを決定しました。」
We have decided to let Mary Anderson go.
解雇する = fire
という単語を思った人も多いと思いますが、こちらの先生曰く
「カナダでは、fire という単語はダイレクトすぎます。
ビジネスシーンでプロフェッショナルに表現するときは let go を使いましょう。」
だって。
ふぅーーーん。 ですね。
はいはい、さてさて。
毎日の語学学校視察、とっても楽しくて、勉強になる。
このスクールは、自分が受けたいクラスを自由に選ぶスタイル。
リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング はもちろんだけど、そのほかにも
文法、発音、単語、イディオム、ビジネスイングリッシュ、TOEFL、 IELTS、大学進学準備コース
がある。
興味ある方は、こちら。http://hansacanada.com/ja/english-programs/intensive-english-program/
今日の1コマ目、9時からのビジネスクラスの先生は、私が10年ほど前このスクールでレッスンを受けたことのあるファンキーなベリーショートの先生だった。
前から大好きだったこの先生が、まだこのスクールにいたことが嬉しかった。
だってね、こういう業界って、結構人の入れ替わりがあるのよ。
だけどこのスクールは、長く働いてる先生が結構いる。
レッスンの内容は、「上手なビジネスメールの書き方」
メキシコとスペインの2人の生徒が書いてきたビジネスメールを、先生を中心に、
「こっちの表現のほうがいいね」
「ここは定型文を使うほうがわかりやすいね」
「カナダは日本と同じでダイレクトすぎる表現は嫌うから、もう少しマイルドに書いたほうがいいね」
と、ものすごく細かく添削していく。
それを、みんなで話し合いながらやっていくのがまたいい。
それから、文法のクラス。
レベル1から10までの中で、レベル6以上の上級クラスにて。
Would の使い方とか、すんごい細かくて、いやになるくらいなんだけどさ。
その中で、私が驚愕した事実。
先生「じゃぁ、would の現在形はなに?」
生徒「え?現在形?」
先生「would は過去形だろ? 多くの場合、過去の意味では使われないけど、文法上は過去形なんだよ。」
生徒「え?? ざわざわ。。」
先生「答えは。。will だよ。」
生徒「えーーー!?!?」
私の心の中
「ちょ、ちょっと待って。 なぜだ。なぜなんだ。こんなに難しくて細かい文法をやっているのに、なぜ、would の現在形はwill ということを知らないんだ。。」
そこには誰も日本人の生徒はいなかった。
いや、いたとしても、なかなか自分から発言できないのが日本人なんだけど、でも、日本人にとってはすごく簡単な問題でしょ?
やっぱり、それぞれの国での英語の教え方が、全然違うってことなんだよね。
Would は will の過去形っていうのを知らないのに、日常会話レベルの会話はぺらぺらだからね、この人たち。
じゃぁ、これから日本ではどんな風に英語を教えていくのが一番いいのか。
そんなことを考えた今日。
毎日、いろんなことを発見して楽しい。
Jean
英会話のJEC