今日はクイーンズタウン最後の日。
クイーンズタウンは、自然派アクティビティの世界のメッカといわれているほど、いろいろなアクティビティができる。
ハイキング(2,3時間のものから4泊5日で山小屋に泊まるものまで)、クルージング、ラフティング、スキューバダイビング、スカイダイビング、バンジージャンプ、パラセイリング、スキー、スノーボード、・・・と、海のものから山のものから空のものまで、きりがないくらいなんでもできる。
出発前にとても忙しかった私は、いつも旅は出かけてからそのときの気分でやることを決めるといういつもの調子で、なにも特別に準備してこなかった。
そして、いろいろ情報を見てみると、壮大な山の中を歩く登山(こっちではトランピングという)をやってみたいなぁと思ったのだが、こちらではちょっとした山に登るのも、きちんとしたハイキングブーツやバックパック、服装も雨が降ってもいいように、とか、いろいろ必要なものがあり、断念。。
あぁ~、もっと準備してくればよかった~
って、いきなりニュージーの山は無理だな。とりあえず、まずは、近場の屋久島に登るべきだろう。
じゃぁ、何しよう~
んーー、やっぱり、バンジーしかないか~
でも、こわいな~、どうしようかな~、家族に危ないことはするなって言われてるしな~と迷い迷い最終日にまできて、やっぱりやろうと決心したのは昨日の夕方。
今日朝9時半集合で、一人で勇気をふるって立ち向かった。
こういうときは、一緒に旅をしている友達がいるといいなぁと思う。
アランはバンジーなんかとっくにすべてやりつくしてるし、今日は朝からパラセイリングの練習に出かけるといって私よりも早く出て行っていないし、一緒にどきどきだね~と言ってやる人が欲しかったのだが、見つからなかった。
しかし、行ってみると、カップル半数、一人で来てる人半数くらいだった。
ドイツ、フランス、韓国、など世界中からバンジージャンプをやりに来ていた。
小さいバスで40分ほどしたところにその山はあった。
山をバスで登りきったところに、大きな谷があり、下には川が流れていて、そこにバンジージャンプをする台が設置されている。
私は真下に落ちるタイプではなく、スイングするやつを選んだ。少しは怖くなさそうだと思ったから。
しかし、それは世界で一番高いスイングタイプらしく、別にそんなに高くなくてもいいんだけど、と思ったが、ここは世界のメッカ、世界で初めてのバンジーとか、世界で一番高いだとか、一流のものだらけなのだ。
私の前は、ドイツ人のカップルで、二人でスイングをすると言っていて、
いいなぁ、
私もカップルでしたかったなぁ
と思ったが、私の周りに、おぉ一緒にやろう!と言ってくれる男の人は果たしているだろうか。
しかし、なんと言っても、景色がすばらしい。大きな大きな谷真ん中の下のほうには川が流れてて、これぞ大自然だ。
飛び降りる台から、川までの距離は160メートル。
つり橋をわたって設置台まで行くのだが、それすら、ゆらゆらと揺れて怖い。
心の準備をする間もなく、私の前のドイツ人たちがロープに固定され、なにやら興奮していろんな質問をしていたが、いや、やっぱり普通に前を向いてやるということで、二人座ったような状態で、スタート準備。
自分で飛び出すのではなく、担当のおっちゃんがスイッチを押すと、つながれてるロープがはずれるという仕組み。
私の前のドイツ人のカップルは、ロープに固定され、二人で興奮しながらも、
Are you ready?
と聞かれ、
Yes!!
と元気よく答えたかと思ったら、目の前から急にいなくり、ぎゃーーーーという叫び声。
私も一緒に叫んでいた。
スイングって言ったって、落ちてるじゃん・・
というのが、私が見た感想。
しかし、帰ってきた彼らに聞いてみると、目をきらきらさせて、「楽しかった!」と言ったので、少しは勇気が出た。
いーや、お金払ったんだから、やるよ、私は。
そして、ロープやらセットやらしてくれるおっちゃんに、
「私がカウントするから、カウントしてから離してね」
と言った。
私は、予想しないことが急に起きるのが嫌いなのだ。
だから、「わっ!」とか言って脅かす人いるじゃん。あれをやられると、すごく怒る。
ロープに設置され、カメラのほうを向いて写真を撮り、何度も深呼吸。
Jean心の声
(できるできる、さっきのドイツ人たちもできてた、できてた。
下を見るな~ 下じゃなくて前を見て~
せっかくニュージーランドに来たんだから~
できるできる~
ふぅーーふぅーー(深呼吸)
おっちゃん「Are you ready?」
Jean「Yes」
おっちゃん「OK, Count!」
Jean「1,2,3!」ぎゅっとロープをつかんで覚悟!!!
・・・・・・・・・????
おっちゃん「Ha ha ha ha!! You’ve got to have one more picture there! 」
出たーーー
白人はジョーク好きだから、絶対一筋縄ではいかないと思っていたが、あまりに緊張して、そういう文化的背景まで気が回らなかった。
もーーーー!もう一回覚悟しなくちゃいけないじゃん!
そこで、リラックスしてる私を急に落としたら、本気で怒ってたけどね。
言われたとおり、写真を撮り、気を取り直して、また深呼吸。覚悟を決める。
おっちゃん「Ok, count!」
Jean「 1,2,3 !!!!
Gya———–
oh, wow!!!!!!!!!!!!! 」
という感覚。
落ちるときは怖いけどさ、だけど、ロープをしっかり持ってるから、振り落とされる感覚はなくて、一度落ちてから上がるときなんか、爽快!! これが、アランが言うアドレナリンってやつか!!
後は、大きくスイングしながら、周りの大自然の景色を楽しみ、どれくらいかなぁ、1分くらいぶらぶらしてからまた初めのスタート地点へと戻される。
それが、初めの地点が高くて、高いところに戻ると恐怖心が戻り、最後ロープをはずされるときは、足ががくがくした。
胸のドキドキは30分くらいしてようやく止まった。
そして、この感覚は、よく英語でいう、
I’m proud of myself!!
ってやつです。
うん、自分、よくやった! 絶対一生の思い出になった!!
帰りのバスでは、直下型バンジーで怖くて足がすくんで飛べなかったという韓国の女の子や、直下型もスイングも両方やったというフランスの女の子や、いろんな人がいた。
忘れられない経験をしたことは間違いない。
実際の映像はこちら。
やってみたい人は、これ見て、イメトレしてみるといいと思います。
