クイーンズタウン最後の夜は、世界で一番おいしいというアランが言い切るハンバーガーを食べ、本当に今まで食べた中で、一番おいしいと思った。
なんと言っても、でっかくって、中身の具が洗練されてて、パン自体がおいしくって、めちゃうまだった。
クイーンズタウンにしかないのに、世界で有名なんだ、と、アランと一緒に住んでいるネイソンは言っていた。
本当か?と疑っていたが、食べてみて納得。

もうひとつ、NZらしいものを食べたと言えば、ホーキーポーキーというおかしな名前のアイスクリーム。これもアランが絶対食べたほうがいいというから食べてみたのだが、とっても甘いキャラメル味のアイスクリームに、小さいキャラメル味のキャンディがちょこちょこと入っていて、とても珍しかった。おいしかったが、一番小さいサイズでも甘すぎて食べ切れなかった。
次の日の朝、オークランドに戻ってきた。明日の朝早くには日本へ向けて出発。
最後の日記を、オークランドの安宿で書いている。
最後の夜は、たまたまSt. Patrick’s Day というアイルランドのお祝いの日で、緑の服を着て祝うということで、緑の人だらけ。


あたしもぜひ!と思ったが、緑の服をもっていなくて、買うほどでもないかぁ。。
スカイタワーも緑でお祝い。

こちらで有名なムール貝を最後に食べようと思ったが、どこのバーも人が多すぎて断念。残念。
代わりにえびとビールで乾杯。

酔っ払いついでに遊んでみたり。

バイバイ、ニュージーランド。
うわさどおり、大好きでした。
次は、生徒さんと来るよ。
では、おなじみの、カルチャーショックNZ編いってみよーー
はだしで歩いている人がいること
タトゥをしている人の数が半端なく多いこと
トイレの男女の表示が、とてもニュージーランドらしいこと。

障害者用のトイレの表示も、こんなんなっちゃってること。

やまちゃんちのマンションは、とても素敵なモダンなところで、とても広いキッチンなのに、あまりにも包丁が切れないということ。
オークランドには妙に韓国人が多いということ
ニュージーランド人のことをキウイということ
私はそのことは知っていたが、それを知らなかったイスラエル人の女の子は、
「僕はキウイと住んでるんだ」とアランが言ったとき、キウイ鳥(ニュージーランドを代表する鳥)と一緒に住んでいると思ったこと
クイーンズタウンで長期滞在をするとき、キャンピングカーを買って、そこで生活をする人が多いということ
道路はスムーズで石畳でもないのに、90%くらいの人が、スーツケースでなく、大きなリュックを背負って旅行をしているが、私にはどうしてもいい考えだとは思えないこと
たまたま一緒になった旅行者の、イスラエルの女の子たちは、車で寝泊りをしているため一週間シャワーを浴びてないのに、もう眠いから寝ると、シャワーを浴びれる状況だったのに浴びなかったこと
その女の子の一人は、まゆげのところと鼻にピアスをしていて、かなりモダンな感じだったが、夜になるとなにやら聖書のようなものを読んでいたこと。
ヘブライ語で「ゆう」という私の名前を書くと、たった2本の線で終わってしまうということ
アランがパラセイリングのスクールに通っていること。
君の英語は、アメリカなまりだと言われたこと。
(日本で正しいと思われている英語が、世界のどこでも正しいというわけではない。)
この国にも、ありえない色の飲み物があるということ。

そして、この国にも、ありえない寿司があるということ。

St. Patrick’s Day に出会ったおっさんが、あまりにも緑すぎたこと。

クイーンズタウンに住んでいる誰もが、クイーンズタウンは最高だと言い張ること。
そんなところに行けてとても良かったと思う。
満足。
やまちゃん、アラン、ありがとう。
あなたたちがいたから、来ることを決心した。
このお礼は、また別の旅人にしておこう。
そうやって、世界は回っていくのだ。
4月から新しい仕事が始まる。
まじめに仕事をして、またまじめに遊ぼう。
