Jeanです。
日本は、かごんまにおります。
パースから帰って、一週間、思ったほど日本の生活も悪くないし、そんなに激務でもない。
と、のんびり、過ごしております。
というのも、JECは4月の第一週から新学期はスタートさせているが、ほかのもろもろの私の仕事なり研究なりはまだ始まっておららず、まだ休み中のものが多いから。
大学院は、4月第3週スタートらしい。
博士課程はもっとスタートが遅い。
仕事が忙しいと、自分の勉強にまでまわらないことが多いけど、しかし、授業料高いくせに、スタート遅っ!
と思うね。
さて、今日の英会話レッスンは、今日の中級会話レッスンでやった、こちら。
ほとんどの方が知っておきたいフレーズ。
「もうちょっと安くなりませんか?」
英語でどーぞ。
「Could you make it a bit cheaper, please?」
Could you–?
を使うと、丁寧に頼むニュアンスが出るので、こういう場合は、下手に出たほうがいいでしょう。
レッスンでこの質問をすると
「Discount, please.」
という方がおおくいらっしゃいますが、この場合
「安くしなさい。」
と、丁寧に命令しているように聞こえますので、ご注意ね。
はいはい、さてさて。
今日は、珍しく自分の娘のことを書こう。
うちの娘は、現在小学3年生で、英語は4歳から、うちの教室に通わせた。
私が担当していたのは、初めの一年足らずで、後は、すべてうちのほかの先生のレッスンに参加している。
もちろん、私は自分の子供に英語を習得させたいと思っているし、できるだけのことはしたいと思っているが、実は、今まで特別なことは、何一つしていない。
いや、本当はいろいろと試みた。
小さいころは、外国から英語の絵本を買ってきて読んだり、簡単な教材みたいなものを買ったりしていた。
しかし、どれも成功しなかった。
絵本を読んだとき
「ママ、英語で読むのやめて。意味がわからないから。 日本語に直して読んで。」
と言われた。
ほかの教材などは、私が忙しいために一緒にやってやれなくて、結果、自分ひとりで遊ぶことはなかった。
うちの教室でレッスンを受けること以外にやっていることで成功したのは、デジタル教材のみ。
ひとつは、ここでも何度も紹介している、生徒さんにもよく紹介しているパソコンでの英語学習教材(主にフォニックス)
http://www.starfall.com/ (小学生まではきっと楽しくやると思う。)
後は、最近、iPadでの英語学習教材
たーっくさんあるけど、娘やうちの生徒さんたちが気に入っているのは
発音ハンター
Fun English
English POP Quiz
世界パズル
などなど。。
デジタル教材は、ほっといてても、親が忙しくても、何も言わなくても、勝手に自分でやってくれるのがとてもありがたい。
デジタルの力はすごい。
後は、うちの教室で、ほかの子たちと一緒に、週に2ー3レッスンを受けているだけ。
一般的に、女の子は、文字に目覚めるのが早い。
うちの子も、読みはかなりできるようになり、小学2年生で英検5級に受かるほどになった。
少しずつだけど、英語ができるようになってきているという実感が、本人にも親にもあったが、やはりインターナショナルスクールに通ってる子たちに比べると、圧倒的に英語に触れる時間が少ないから、圧倒的に英語は下手。
別にそれでもいいや、と思っていた。
でね。
英語始めて4年。
彼女の中で、大きな革命がおこった。
この前の春休み、中学2年生を連れてオーストラリアに行った話は、娘も知っている。
毎晩のように、娘とはスカイプ(インターネットテレビ電話)で話していた。
で、そこのホストファミリーの娘さんも偶然に同じ年。
でね、娘に提案してみた。
Jean「ねぇ、ここの子と、話してみない?」
Ann「えー?だって、あたし英語わからないもん。」
Jean「いや、わかるよ。わからないときは、助けるよ。」
Ann「えー、でも恥ずかしい。」
Jean「そう、じゃやめとこうか。」
Ann「んー、でも、やってみようかな。」
Jean にやり。
でね、実現した、8歳女子の、日本とオーストラリアの会話。
Rhianna 「Hello.」
Ann「Hello.」
Rhianna「Nice to meet you.」
Ann「Nice to meet you, too.」
Rhianna「Thank you for the card.」
(AnnはRhiannaに手紙を書いて、私が渡していた。)
Ann「OK.」
・・・・・
Jean「Rhianna, can you ask one question to Ann, please?」
Rhianna「What’s your favorite color?」
Ann「・・・」
Jean「Ann, what’s your no.1 color?」
Ann「Pink.」
Rhianna「I like pink, too!」
everybody 「Yeah!!」(パチパチパチ)
Jean「Ok, say bye.」
Rhianna「Bye.」
Ann「Bye.」
以上です。
時間にしておそらく5分もないです。
で、私が帰国し、うちの娘から出た衝撃な言葉
「ママ、私、オーストラリアに行きたいから、あっちに行ったら、全部英語だから、うちで、全部英語で話すようにしよう。
私がわからないときは、日本語で言うから、そのときは英語で教えてね。」
来ましたよ。
じっと黙って4年。
やっと来ました。
この時を待っていました。
感動しました。
で、さっきの私たちの会話。
Jean「Hey, get ready for school. When you finish it, you can play iPad.」
Ann「OK.」
Ann「Mom.」
Jean「Yes?」
Ann「Kohki・・えーと、Kohki ・・beautiful drawing.」
Jean「Oh, really.」
あえて、あまり訂正しません。
通じたら、OK
この気持ちよね。
この気持ちが大切よね。
Jean「Good night, Ann.」
Ann「Good night, Mom.」
Jean「I love you.」
Ann「I love you.」
Jean「You can say, “I love you, too.」
Ann「そういえば、Nice to meet you, too.のときも、too って言うなぁ。 I love you ,too.」
寝てから5分、耳元で
「Good night.」
と言ってみたら、寝ながら
「Good night.」
と言った!
あのさ、ちょっと前にはやったでしょ、脳科学おばあちゃん。
自分の孫を実験台にして、知育教育をいろいろやってるっていう。
まさにそれです。
えーと、英語おばちゃん。
いや、違う。
違ーう!
おばちゃんだけども、おばちゃんという呼び名はきにいらーん!
ま、なんでもいいわ。
もちろん、一人一人の子供は違うし、この子でうまくいったからって言って、その子でうまくいくとは限らないけどね、でもね、
英語って単なる言葉ですから。
そんな難しい話じゃないですから。
なんでもそうであるだろうけれども、結局、その子の、その人の、気持ちの問題ですから。
こんな手紙をもらって、ますます気持ちがあげあげ。
娘と私にとって、大革命がおこる予感。
そして、革命がうまくいったら、じわじわと周りに広げていく。
いいね。
絶対、誰にとってもいいね、これ!
ふふふ。
写真は、噂の、日本がなぜか大好きなRhiannaちゃんとうちの生徒ちゃんのKyoka
おやすみなさい。。