癒し系な質問

何事も、教える職業についている人はわかると思うが、レッスンを進めていく上で、教えている人がわかっているか、ついてきているかを確認することは、とても重要である。

英会話のレッスンでは、

「Do you have any questions?」
(何か質問はありませんか?)

とレッスンの中で、よく聞く。

そんな中で、受験生である高校生男子からの質問。

高校生男子
「あの」

Jean
「なに?」

高校生男子
「いや、あのー」

Jean
「ん、どうした?」

高校生男子
「いや、いいです。」

Jean
「何よ。何がわからない?」

高校生男子
「あの・・」

Jean
「ん?なんでも聞いていいんだよ。」

高校生男子
「あの、先生はふられたことはありますか」

Jean
「おぉ、そういうことか。あのねぇ、人はふられてやさしくなれるんだよ。」

 

高校生男子
「そうっすか・・」

 

と、こんな会話を受験生である高校生男子と、休憩中にしたりしているわけで。

日本の、進学を目指す高校3年生は、こっちが同情するくらい、勉強しています。

「なんだ、この問題!?」

と思うほど、難しい問題を解くために、日々、難しい英単語を覚えております。
私も、非常にハイレベルな宿題をたくさん出しています。

そんな環境にもめげず、「大学に合格したあかつきには彼女を作る」という、高校3年生男子の質問に、ちょっと癒された、ひとときでありました。

 

もうすぐセンター試験。
がんばれ、受験生。

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