つい先日まで、オランダ在住イタリア人が、JECに遊びに来ていた。
前回、このブログに載せていた、旅人向けのサイトで知り合った人である。
今まで、サイトで知り合った人と会うなんて、出会い系サイトを使って人に出会うというのに抵抗があるように、考えてもみなかったが、前回紹介した、Alanが、
「旅好きなら、絶対使うべき!」
というので、試してみた。
いい人に出会えて、ラッキーだったと思う。
鹿児島では日食が90%程度見れるということで、日食を見に来たという Lauraさん。
英語読みでは、ローラというように発音するが、彼女によると、イタリア語では、ラウラというような発音で、
「ローラと言われても、私は振り向かないわよ」
と言うので、気をつけて、ラウラと呼んでいた。
しかし、まぁ、イタリア人は、なんと言っても、陽気ですなぁ。
顔の筋肉を、一般日本人の3倍は、使っているだろうという、表情の豊かさ。
顔を見てるだけで、おもしろい。
豆腐が好きだというので、豆腐レストランに行ってみたり。
おいしぃ~!!と、ご満悦。
せっかく薩摩に来たので、島津家の家(磯庭園)に行ってみたり。
実際は、私は、仕事で結構忙しかったので、お昼はいろいろと連れて行ってあげられなかったけれども、そこは、旅の達人。一人で、指宿の砂蒸し温泉に行ったり、桜島に行ったり。
最近気づいてきたが、アメリカ、カナダ、イギリス人とは、話す機会がよくあるので、ある程度わかるが、ヨーロッパ人の知り合いは少なく、ヨーロッパ人と話していると、いろいろと新しいことに出会う。
Lauraと話していて、カルチャーショックだったこと。
カルチャーショック1.オランダでは、男女が、裸でサウナに入ること。
いやぁ、日本人としては、ありえませんが、ドイツもそうだったんだよなぁ。普通に、男女の友達が、スポーツをした後、裸でサウナに入るらしい。
Laura「一緒にスポーツをするのと同じよ」
そんなもんですかねぇ・・
JECの生徒さんとオランダに行って、
Jean「さて、今回の旅のハイライト、男女混同サウナへレッツゴー!」
と言われたら、ひくでしょう~
これを読んでいる、Orange,にやにやしなーい!
あ、ジェントルマンなOrangeに失礼いたしました。
Laura
「オランダには、ギリシャ人の男が多くて、ギリシャ人は、かっこいい人が多いのよ~。サウナで、目の保養になるわよ~!」
(Laura33歳、イタリア的おばちゃん発言)
やっぱり、そんなこと、思ってるんだ。
そんなことを、みんな心の中で思いながら、ふつーにとなりに座っている、裸体の男と、
「Hi! I’m Jean.」
とか、言えないですから。
絶対に~
カルチャーショック2.Lauraにとって、ショックだったこと。それは、温泉で、年配の方々の、裸をたくさん見たこと。
だって。
彼女にとっては、若い男女の裸は、サウナや、別の機会など(?)で、見るらしいが、年配の方の裸はほとんど見たことがないらしい。
Laura「恥ずかしくて、直視できなかった。」
だって。
別に、年配の方の裸を直視する必要はないが、そんなもんですか~
私は、オランダのサウナに行ったら、確実に男性の裸は直視できないと思います・・
カルチャーショック3.オランダでは、8時間以上働くと、上司に怒られる
オランダは、みんな、一日8時間だけ働くということが、法律で決まっているらしく、それ以上働くと、会社が政府から罰則を受けるらしい。
全員、一年に一ヶ月だったかの、vacationがあって、オランダ人は、みんなよく旅行に行っているらしい。
だから、Lauraは、イタリアから、オランダに移り住んでいるとのこと。
仕事に関して、日本と対極にあるな、と感じた。
まぁ、お互い、良い点、悪い点、はあるんでしょうが、一度オランダに住んだら、きっと日本で働くことは困難だろう。
カルチャーショック4. オランダでは、マリファナを吸いに、コーヒーショップへ行く
君の国は、世界のモラルと反比例してるぞ~
と言いたいところだが、実際は、カナダでも、結構ゆるかったなぁ。
オランダでは、マリファナを吸うのは、日本でたばこを吸う感覚らしく、体に悪いのはわかっているが、合法なので、吸う人は吸うが、そんなに多くはない、ということらしい。
で、誰が吸うかというと、それは、観光客である。
マリファナが合法?まぁ、人生に一度くらい吸っとくか、という人は多いであろう。
そういえば、JECのアメリカ人の先生のRyanも、オランダに行きたいと言っていたが、そういう理由だったか。
Laura
「じゃぁJeanがオランダに来たときは、サウナとマリファナね。」
Jean
「う、うん、ん~・・」
と、明るく答えられないくらい、カルチャーショックはでかいのである。
JECの海外ツアーで、
「さぁ、今回の旅の、隠し玉、コーヒーショップでマリファナを吸いにレッツゴー!」
って、それは、やっぱり抵抗ありますね。
オランダに行って、となりの国、ベルギーでワッフル食べて、フランス行ってロマンチックなひと時を。
というのが、私の旅の構想ですが、覚えておくべきは、
オランダに行ったときは、
「裸とマリファナに注意」
である。