昨日は、3ヶ月に一度のセレブ会に参加した。
セレブ会とは、自称セレブな女子たちが、セレブな食事を楽しむというもの。
昨日は、鉄板焼きのお店で、目の前で派手にステーキやお魚などを焼いてくれ、
「これ、まじでセレブじゃん」
と、ついセレブらしからぬことを口に出してしまうほど、おいしゅうございました。
レディスランチ、1580円なり。
その程度のセレブでございます。
その後、金美齢さんの「凛として生きる」という講演を聞いた。
金美齢さんは、「たかじんのそこまで言って委員会」 などに出ている台湾出身の方。
名前が難しいから覚えにくいけど、顔を見れば、
「あぁ」
と知っているような人。
金美齢さん、75歳だって。
会場の女性は、みんな、
こんな75歳になりたいわ。
と思ったはずである。
そんな素敵な、おばあちゃんというイメージとは、まったくかけはなれた女性。
だってさ、小学生の孫に「ボス」って呼ばせてるんだって。
いい年のとり方してるよなぁ。
知らなかったけど、早稲田大学院の英文科卒で、20年以上、大学で英語教育に関わっている。
ケンブリッジ大学で、客員研究員。
既婚、子供2人。
41歳で、ケンブリッジ大学で研究しているときに、日本人男性にこう言われたんだって。
「うちの奥さんには、絶対こんなことはさせたくない。」
まぁ、家のことをほっぽらかして、外国に一年間行くなんて、嫁失格、と思う男性は、結構いるでしょう。
そこまで思わなくても、単純に、家事をしてくれる人がいなくて、困るとかね。
金美齢さんと私を比べるなぞ、非常におこがましいですが、
私も、そういう類のこと、言われることがある。
海外に行くという話になると、まず、
「だんなさんは?」
「子供は?」
って聞かれる。
この間、カナダの大学に6週間行ってきたときも、結構言われたよなぁ。
そう言われることに慣れてはいるけれど、結構強く自分を持ってないと、
「なんか、私って、悪い嫁? 悪い母?」
というような気持ちに陥ることもある。
そこで、金美齢さんが思ったこと。
「では、あなたの奥さんは、ケンブリッジ大学に呼ばれる能力を持ってるんですか?」
だって。
ほぉ~、かっこいい。
恐れ入りました。
結局、人間、自分にどれだけの自信をもって、凛と生きていけるかなんだよなと思った。
金美齢さんは、きっとそうだから、そんなこと堂々とが思えるんだろう。
みんなそれぞれ、自分に自信が持てることができていたらいい。
それが、子育てという人もいるだろうし、仕事以外のことを一生懸命やっている人もいるだろう。
私は、多分、今自分に、金美齢さんほど、自信をもてていないんだろう。
だから、なんか人に言われたとき、
「いや、私も一応、毎晩、ごはん作ってますから。」
という返答になってしまうんだろう。
どうしてかな。
JECが小さいからかな。
や、違う。
きっと、社会的な貢献が少ないからだろう。
ま、そんなことを思った一日でした。
続きは、カフェで一人紅茶でも飲みながら、ゆっくり考えるとしよう。
講演終了後は、金美齢さんに影響を受けた女子4人で、かわいいカフェに行き、人生を考えようと意気込んでいたが、
「ねぇ、夏、ダイビングのライセンス、取ろうよ。」
「きゃ~、楽しそう! え、Iちゃん、ライセンス持ってるの? すごーい」
「いくらくらい、かかるの?」
「行くのは、ボーナス後で、お願いしまーす!」
_中略_
「 は! 人生について考えるの、忘れてた!」
と、いつものパターンだったわけですが、
まぁ、楽しくて良い。
新たな友達もできて、良い。
普段の生活は、そんなもんである。