誰かのブログを読んでいて
「教育って難しい」
と書いてあったが、教育はもちろんのこと、自分の子どもの子育てすらとても難しい。
というのは、人はそれぞれとても個人差があり、それだから人との関わりは面白いのであるが、人を育てるとなると、これが一番!っていうのが、その子によって、または家庭によって、かなり違うところがあり、人の真似をしていてもうまくいかないことが多々あるのである。
現在、日本の育児書には、
「子どもはほめて育てよ」
とよく書いてあり、私は、基本的に、子どもでも大人でもほめる努力をしている。
生徒さんなんにかにはそれが顕著で、
“Great!” Wow, that’s very nice!” ” Good question!”
など、ほめながらレッスンを進めていくというのは、英会話レッスンでは当たり前のこと。
私自身も、ほめられたら伸びるんです~といつも人にアピールしているくらい、ほめられたら単純にうれしい。
人間ってそんなもんだと思う。
のだが。
先日の娘との会話
Jean「アンちゃん、じゃ、出かけよっか」
娘 「はーい」
Jean「よし、行こう」
娘 「ねぇ、はーいって大きな声で返事したのに、どうしておりこうって言ってくれないの?」
Jean「ん? あぁ、はいはい、おりこうさん」
娘 (満足そう)
このような状況が続いているわけで、これもどうなのかと思うのである。
みんなにほめられすぎ、自分はいつもなんでもできるんだという思い込みが強く、それはいいことではあると思うけれど、
去年の運動会のかけっこでびりだったとき、あまりにもショックで呆然としていた娘。
あさって、運動会。
去年の結果は、さすがこども、すっかり忘れているようで、
娘 「ねー、アンちゃん、かけっこ一番かなぁ」
と、のんきに語っているが。
いろんな現実を受け入れ、のびのびと育て。