Jeanです。
今夜のあなたへの英語レッスンは、つい先ほどやった上級会話レッスンよりこちら。
I had a tan.
どういう意味??
日に焼けた。
という表現、一般的に、あまりこの表現知らないよね。
ちなみに、tan は もともと、「褐色の(かっしょくの)」という意味ですね。
はいはい、さてさて。
今日は朝から、大学で記憶の研究。
私を直接担当してくれている先生は、准教授という職の、年下で、知識豊富な男の先生でね。
基本的に、私は行動実験担当。(=マウス君たちと奮闘)
その先生は考察と組織実験担当。
生物界には存在しないマウスを育てていたり、いろんな特殊なことをしておる。
先生「いやー、めっちゃマウスが増えてきちゃいましたよ。」
私「マウスのお世話も大変でしょう。」
先生「そうなんですよ。ケージ変えたり、餌やったりするのも結構大変ですよ。
もはや、ブリーダーですよ。」
私「こんなに苦労して育ててるのに、全然いい実験結果出ませんねぇ。せめて、どっかに売れませんかねぇ。」
と、先生に同情してかるーく言っただけなのに
先生「だめなんですよ、あの特殊なマウスを自然界に放しては。」
いや、誰も、あんな特殊なマウス、いらんわ。
自然界に放す以前の問題だよね。
私「同じような研究してる人に売れないんですか?」
先生「研究者同士は、動物は売っちゃいけないんですよ。あげなくちゃいけないんですよ。」
だってさ。
先生「いや、だからね、僕たちは、いい研究の結果を出して、昇格をして、そして給料が上がるわけだから、やっぱりまじめに研究するしかないんですよ。」
だってさ。
そんな気の遠くなるような話、私にはなかなか難しい。
だけど、そういうことをずっと続けてきた人が、ああやってノーベル賞取るんですもんね。
年下の男にめっぽう強い私は、今日も
「先生、そんな質問、答えられるわけないでしょう。
生徒ができないというのは、教える人が悪いんですよ。
教育者は常にそう考えるもんですよ。」
と、医学界で心が折れないように、自分なりにがんばってます。
写真が好き、というその先生が、今日は珍しく細胞の実験中の写真を撮ってくれた。
どこでも、そうやって、自分が心地いい環境を作っていくべきだと信じて、また明日も、苦手な細胞の実験に挑みます。
お休みなさい…