やるなミッシェルVo.2

カナダに一緒に来ているJECの生徒さん、ミッシェルは、大分こっちの生活にも慣れ、どんどん学校のレッスンも増やし、朝から晩まで英語の勉強を楽しんでいる様子。

そんなミッシェルは、とても優しくて、いつも気を使ってくれて、いつもご飯を作ってくれて、おっとりとした、ハッピーパーソンである。

そんなミッシェルがトロントに着いて3日目、まだこちらの生活にも人にも慣れていなくて、緊張しながら、生活をしていたころである。

学校が終わり、まだ友達も少なく、家に帰ろうとsubwayに乗る前に、トイレに寄った。

用を済ませ、さぁすっきり、とドアの鍵をひねってと、

と、あれ? あれあれ?

どうしても鍵が開かない。
鍵が壊れている・・

こんな異国で、どうしてこんなことが私に・・・

というミッシェル。

さぁ、ミッシェルは、どうしたでしょう。

みなさん、アメリカ、カナダのトイレに入ったことはありますか?

こちらのトイレは、こんな風に、上と下が空いています。
人が入っているときは、足が見えるようになっているんですね。

なんか、初めてこんなトイレに入ったときは、中の人の動きが足の様子でわかるので、あまり心地はよくありませんでしたが、このトイレのシステムがミッシェルを救ったのはもうおわかりでしょう。

カナダに来て3日目のミッシェルは、この下のスペースから這って出てきて、緊急事態を乗り越えた。

その日は何食わぬ顔で過ごしていたミッシェルも、学校で話すねたがなくなったと言って、そんな自虐ねたで、クラスメートの笑いを取っている。

やるなミッシェルグッド

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