今回、これまで「世界に学校を建てようプロジェクト」において集めてきたお金や物資を、実際に届けるという活動を行いました!
その活動レポートをご覧ください。
Story1 きっかけ
Jean29歳のときに、自分のすべての貯金を使い果たして行った、100日間の世界一周旅。
その中で出会った、考えられないほどの貧しい国の子供達にショックを受けました。
親がいない、親が無職、食べ物が不足、家がない、そんな子どもたちが実際に世界にいることを知りました。
Story2 これまでの活動
私達にできることをこつこつと。
世界の貧しい子どもたちにいつか届けたいという思いを胸に、寄付金を集めるため、たくさんの方の協力を得て、フリーマーケット、オークション、チャリティコンサートを行ってきました。
現在貯金は、736,859円。
Story3 カンボジアでの出会い
2010年に訪れたカンボジアもまた、とても貧しい国。 (平均月収 : 8,000円~25,000円)
たくさんの貧しい子どもたちがおり、国が提供する教育レベルの低さが問題となっていることを知りました。そして、無償で貧しい子どもたちのために語学学校(http://www.ipo-cambodia.org/)を開いている、NGO運営者であるカンボジア人の男性に出会いました。
Story4 学校の図書館を。
2015年9月、カンボジアに行くことを決心し、2週間ほどかけて、ポスター、レッスン、インターネットを通して、寄付金と物資を募りました。
集まったお金は、112,953円!今までのためてきたお金と合わせると、851,839円になりましした!!
また、生徒さんが直接もってきたくれた物品は、こんなに集まりました!
- 鉛筆
- 消しゴム
- ノート
- メモ帳
- 洋服
- 手紙
- 靴
- 筆箱
- かばん
- 英語教材
- ノートパソコン
- その他たっくさん!!
カンボジアに、US$3000(38万円 手数料含む)と、上の物資を届けてきました!
IPO(International Peace Organization http://www.ipo-cambodia.org/)という、この学校は、いろんな国の、いろんな人の支えによって成り立っている学校です。
英語の授業と日本語の授業が、毎日無償で行われています。
5歳から19歳まで、約150人の子どもたちが、毎日通っています。
私が出会った英語のコースの先生は4人とも全員、仕事や学校が終わってから、ボランティアで英語を教えていました。
5年前に私が訪れたときは、バラック小屋のような小さなところでしたが、その後、ある日本人女性の多額の寄付金によって大きな建物が建っていました。
ですが、図書館のスペースが、お金が足りなくて全く完成しておらず、今回の私達の寄付金は、図書館の完成費用に使ってもらう予定です。
子どもたちの嬉しそうな笑顔、忘れない!
この国の人々は、お互いに助け合う心をもっている。
40年前の知識層の大虐殺を初め、多くの悲しい歴史をまだまだ引きずりながらも、貧しい人が、より貧しい人を助け、今の日本人が学ぶべきことがたくさんあるように感じました。
「もし、カンボジアに行く機会があったら、ぜひうちの学校に遊びに来てください。」とのことでした。
英語を教える、日本語を教える、折り紙を一緒にやる、なんでもウェルカムな雰囲気です。 世界遺産のアンコールワットを見るついででも、一日でもこんな学校に行ってカンボジアの子どもたちとふれあうと、旅はぐっと違うものになってきます。 また、日本の子どもたちがもし行けるチャンスがあれば、どれだけ自分たちが恵まれた国に住んでいるかを感じてくれるだろうと思います。。
これまで、そして今回、チャリティ活動、物資や寄付金などのご協力いただいたみなさん、本当にありがとうございました。
こちらの図書館が完成したら、またお知らせいたします。
引き続き、英会話のJECは、世界のどこかの国の子どもたちの教育に役立てるよう、小さくても確実に現地に届く活動を、そして自分たちが何かを感じられる活動を、こつこつと続けていきます。
※写真は、カンボジアの子どもたちから日本の子どもたちへの手紙のお返事。