かっこいいおばちゃんストーリー

5年前、地球を一周するピースボートという船に乗っていたときに、かっこいい、素敵なおばちゃんたちにたくさん出会った。

地球を何周もしているおばちゃん、自分の裁縫の技術を生かしてウェディングドレスを何千着も作ってきたというおばちゃん、若者たちと一緒に運動会の応援団をしているおばちゃん、港に着くたびに魚釣りをしているおばちゃん、だんなさんといつもエアロビに来るおばちゃん、ピースボートに乗っていたおばちゃんたちは、ほとんどがきらきら輝いた素敵な人たちであった。

その中で、三味線を持ち込んでいたおばちゃんと、「楽器を持っている人集まれ」という企画で知り合った。

それが、Hiroさんとの出会いである。

Hiroさんのことを、私はこっそり「華麗なる一族」と呼んでいる。
そう呼ぶのがぴったりの、華麗なる生活スタイルをお持ちの方。

「私は男と同じように仕事してきたから」
と、定年になるまで、仕事をがんばってきた。

今まで行った国は数知れず。
お子さんは二人いて、子どもたちともずいぶん旅をしている。

現在66才らしいのだが、「常にやりたいことはやる!!」という感じのエネルギーをとても感じる。

そんなHiroさんは、名古屋在住なのだが、JECで英会話レッスンを受けている。
在宅英会話コースといって、自宅にいてパソコンを使って、顔を見ながら、普通のレッスンとほぼ同じような状態でマンツーマンでレッスン。

それだけでもすごいと思う。
いつまでも学ぶ気持ちを忘れないということを、証明してくれるお方。

そして。

現在、カナダのトロントに、半年間留学している。
うちの提携校である、語学学校hansaに毎日通い、世界中から来ている学生たちと一緒に学んでいる。

この前、久々にSkypeで話をした。

Hiroさんが言っていたことで、印象的だったこと。

「私は死ぬまで勉強だと思ってるの。」

「学校では、こういう年の人がいるってことは、若い子達の刺激になるみたいね。私のことをGranmaって呼ぶ子もいるのよ」

「今、サウジアラビアの子達がいっぱい来てるのよ。お金持ちの子どもたちね。人なつこくて、話してるとすごく楽しいのよ。」

「先生の卵の人のレッスンを受けたとき、くやしい思いをしたことがあった。でも、それをばねに、絶対英語をがんばってやろうって思えたのよね。」

「コンゴから来ている同じ年の牧師さんとお友達になったわ。とてもいい人なのよ。」

「この前ね、素敵ないけめんのお兄ちゃんと仲良しになったのよ。今度のみに行くのよ。まぁ、彼女がいるんだけど、私にはやきもちやかないでしょ!」

「知り合いになったカナダ人の夫婦がいるの。今度日本に来たいって言うから、一緒に鹿児島に入りに行くわ。」

「トロントで、日本語を学びたいっていう人たちに、日本語を教えてるのよ。」

私も、66歳になったときに、こんなことを言っていたいと思う。

Hiroさんみたいに、かっこいいおばちゃんになっていたいと思う。

Hiroさんとゆっくり話をすると、毎回何かしら学ぶことがあって、楽しい。

イケメンおにいちゃんと。

知り合いになったお友達と。

トロントの道端で。

ゲイパレード。

あぁ、また第2の故郷、トロントに行きたい。

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