ニュージーランド日記4

こちらへ来て4日目。

今日は土曜日。

また晴天。お天気が良くて、とてもうれしい。

今日は、Pacifica Festivalと行って、太平洋の島のお祭りがあるということで、うちのスウェーデンのルームメートも誘って、やまちゃんのルームメートたちなどなど、いろんな人たちと一緒に行ってみた。

ルームメートのオリビア(Olivia)は、スウェーデンからの旅行者で、3ヶ月かけて、ニュージーランドとオーストラリアを一人で旅行するらしい。

それが、彼女は、高校を卒業したばかりということで、大学に行く前に世界を旅行したいんだと言う。

次は南アメリカ、その次はアフリカ、次はアジアという風に回る予定なんだと彼女は言っていた。

旅行の合間に働いてお金をためて、また次の旅へと行く。

そんな度胸のある日本の女子高生に、私は会ったことがない。

文化や国のシステムやいろんな違いがあるのは当然だが、そのような選択ができる国に生まれた人を、素直にうらやましいなと思う。

社会に出る前に、ゆっくり時間をかけていろんな国を旅し、いろんな考えを持った人と話すという経験は、どれだけ人生を豊かにするだろうか。

フェスティバルの会場は、バスで20分くらいということだったのだが、来るバス来るバス人が多くて、乗れない。ここが東京だったら、後10人は詰め込めると思うのだが、ここはのんびりニュージーランド。じゃぁ歩くか~と地元の人がいうので、じゃぁそうするか、いうことで。

結局1時間ほど歩いて、フェスティバルの会場へ。

こちらは気温20度くらいかな。

歩くと少し汗をかくくらいの暑さである。

着いたときは昼過ぎで、おなかがすいてたまらなかったので、とりあえず食べ物を食べようということで、初めに見つけたのが、サモアという国の食べ物。

もうなんでもいいよ、とにかく何か食べたいという状態だったので、サモアというほぼ聞いたこともない国の、BBQチキンとソーセージというセットを頼んだ。

前回の旅で、グァテマラで食べたのは、とうもろこしで作られたトルティージャだったが、今回は、タロイモで作られた、やっぱり丸いパンケーキみたいなものが入ってた。

無味で、あまりおいしいとは言えなかったが、チキンやソーセージは、おなかがすいていたということもあり、まぁおいしかった。

いろんな小さな国のブースがあって、フィジーとか、タヒチとか、ツバルとか、知っている国もあれば、聞いたこともないような国もたくさんあった。

フィジーのブースにいたダンサーのお姉さんと。

ツバルという国のブースでは、伝統的なダンスの後に、村長さんのような人が出てきて、スピーチをしていたが、

地球温暖化のせいで、私たちの国は海に沈んでしまう。

We need some help!!

と言っていたのが、とても印象的だった。

ツバルの伝統的ダンス

タヒチのブースで見つけた、タヒチアンダンスの衣装。

とても欲しかったけど、いくらなんでもチアの衣装にもならないということで写真だけ。

暑くて冷たいデザートが食べたくなるのだが、これはちょっと日本人には食べきらないなぁ。スイカを半分に切ってアイスクリームやチョコレートソースやいろんな甘いものをのっけてみました、というデザート。

さすが、キウイの彼は全部食べていた。

会場はとてもとても広い公園のようなところで、一日中歩いてくたくたになったが、なんだか小さい南の島めぐりをしたような気分になり、楽しかった。

きれいな湖が公園の真ん中にあり、休憩していると、白鳥や黒鳥が寄ってきた。

夜は、いつものようにやまちゃんちで。

やまちゃんは、おすし屋さんで働いているので、いつもあまった寿司や食材を持って帰ってくる。

もらってきたえびや、かにかまを使って、海鮮うどんとおすし屋さんからもらってきたベジタブルロールという名の巻き寿司。

夜の散歩で、二人でコーヒーショップへ。

ここで、いつもフリーインターネットを使って、地震情報をチェックしたりしている。

ついこの前クライストチャーチで地震が起こり、その後中国で地震が起こり、アメリカで竜巻が起こり、そして今日本で地震。

世界はどうなっていくんだろう。

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